白鬚神社 牛馬守護神

➢牛馬守護神(畜魂社)について、まとめてみました。

古代から近世にかけて、日本では馬が貴重な動物として大切にされてきました。

川南町でも、軍馬の繁殖や育成に貢献し、軍隊に必要な軍馬を提供しました。

昭和7年ごろ、県では黒毛改良和種という肉と仕事の両方に使える牛を奨励し、牛の繁殖と育成が盛んに行われました。

昭和20年頃になると、川南町に、多くの人々が戻り、新たに入植したため、広大な台地で牛と馬の飼育が急速に増えました。

農作業での田の起こしや代かき、牛車や馬車での運搬、田んぼの耕作や収穫作業など、牛と馬は欠かせない存在でした。

牛と馬が重要な役割を果たす中で、愛護の情熱も高まり特に「牛馬の安全祈願・安産祈念」のために、多くの人々が白鬚神社に参拝しました。

また、昭和29年には川南町や近隣の町の牛馬飼育者たちの提案により、「安全」と「繁盛」を祈願して、社前に銅像が2つ奉納されました。

蓄魂社に、建速須佐之男大神(牛頭天王)を祀り、牛や馬、豚、鶏、ペットなどの守護神として、今日も県内外からたくさんの人々が参拝しています。

詳しくは、下記をご覧ください。

➢牛馬守護神(畜魂社)

【今日の白鬚神社風景】

本日は雨上がりの曇り空。朝の気温は24度と適度に涼しく心地よい朝でした。

神社で朝日が昇るまでゆっくりしていると、たくさんの植物、生き物が住んでいて自然の恵みに癒され清められます。

【節子さんの川柳⑨】

口うるさい 親父の気持ち 分かる年